知っておきたいレーザーカットのこと「レーザーカットした切り口が茶色に見える理由」

知っておきたいレーザーカットのこと「レーザーカットした切り口が茶色に見える理由」

 レーザーカット名刺をご注文いただく際に、ぜひ知っておいていただきたいのが、レーザー加工による「焦げ」についてです。レーザーで紙をカットすると、切り口が茶色っぽく見えることがあります。これはレーザーの熱によるもので、レーザーカットの加工特性のひとつです。
 今回は、レーザーカットした切り口が茶色く見える理由や、用紙・デザインによる違いについてご紹介します。

レーザーカットすると、なぜ切り口が茶色くなるの?

 レーザー加工では、紙にレーザーを照射し、熱によって紙をカットします。そのため、カットした部分にはどうしても熱の影響が残り、切り口が茶色っぽく見える場合があります。紙を刃物でカットする場合とは異なり、レーザーの熱を利用して加工するため、完全に焦げや色の変化をなくすことはできません。

 レーザーカット名刺.comでは、できるだけ焦げが目立ちにくい仕上がりになるよう、実際にレーザー加工を行って検証したカラー紙やラシャなどの用紙を採用しています。用紙によってレーザー加工との相性や仕上がりが異なるため、取り扱う用紙についても検証を行っています。

用紙の色によって、焦げの見え方が変わります

 レーザー加工による切り口の色の変化は、用紙の色によっても見え方が異なります。
 黒などの色の濃い用紙は、切り口の茶色っぽい変化が比較的目立ちにくい傾向があります。一方、白や淡い色の用紙では、切り口の茶色っぽさが分かりやすくなる場合があります。
 同じデザインでも、使用する用紙によってカット部分の見え方が変わるため、用紙を選ぶ際には色による違いもポイントのひとつです。

各用紙を裏面から見た場合

 カラー紙、NTラシャは色の薄い紙でもそれほどレーザーカットの切り口の色は気になりません。標準紙ホワイト(山桜シルビア)、標準紙クリーム(山桜プリンス)は白い紙なので、カラー紙、NTラシャに比べると若干切り口が茶色に見える程度です。

カラー紙 ピンク
NTラシャ あさぎ
標準紙ホワイト(山桜シルビア)

ミランダ スノーホワイトは、裏面から見ると茶色く見えます

 ミランダ は、表赤・青・白の3色の細かなガラスフレークにより、きらめく光沢を表現したファインペーパー(高級特殊印刷用紙)です。この用紙は、レーザー加工した切り口が裏面から見ると、かなり茶色っぽく見える場合があります。特にカットした部分を裏面から見ると、レーザーの熱による色の変化が分かりやすくなります。 また、切り口は見る角度によっても見え方が変わります。
 一方、表面から見た場合は、切り口の茶色っぽさは気になりにくく、ミランダ スノーホワイトならではのきらめきとレーザーカットを楽しんでいただけます。
 光の当たり方や見る方向によって、茶色っぽく見える部分の印象が異なりますので、サンプルをご確認いただく際には、表面・裏面の両方からご覧ください。

【表面】焦げが目立ちにくいです
【裏面】表面にくらべると焦げが少し目立ちます

ミランダ 黒は色が濃いので、裏面から見ても焦げは見えません。

【表面】
【裏面】

デザインによっても、焦げの見え方が変わります

シンプルなカットの方が目立ちにくいです

 レーザーカットでは、デザインによっても焦げの見え方が異なります。
 カットする箇所が多いデザインや、細かな模様・小さな穴などが多い複雑なデザインでは、切り口の茶色っぽさが目立ちやすくなる場合があります。特に白や淡い色の用紙で細かなカットを施す場合は、カット部分の色の変化が分かりやすくなります。
 繊細で複雑なデザインはレーザーカットならではの魅力がありますが、その一方で、加工による色の変化も見えやすくなる場合があります。

レーザーカットの特性をご理解いただいたうえでお楽しみください

 レーザーカットは、レーザーの熱によって紙をカットすることで、刃物では難しい繊細なデザインや細かな加工ができるのが魅力です。その一方で、加工方法の特性上、切り口に茶色っぽい色の変化が生じる場合があります。
 レーザーカット名刺.comでは、レーザー加工との相性を検証したカラー紙・ラシャなどの用紙を取り扱い、できるだけ美しく仕上がるよう用紙を選定して掲載しています。
 用紙の色や種類、デザインによって焦げの見え方は異なります。

 レーザーカット名刺をご注文の際は、こうしたレーザー加工ならではの特性についてもあらかじめご理解いただき、繊細なカットが生み出す仕上がりをお楽しみください。